米の価格の高騰により、間違いなく多くの家庭の負担が増えています。
2023年の異常気象から米の価格の高騰が始まり、その後も価格高騰の勢いは止まりません。
先月30日までの1週間で5キロあたり税込みで4026円でした。
備蓄米も放出されたのになぜ米の価格が高騰続けるのか。
世間の気になるテーマを徹底調査してみました!
米の価格高騰の原因を調べたところ、以下の理由があることが分りました!
- 生産コスト上昇
- 需給バランス
- 異常気象
1つ1つ詳しく説明していきます!
生産コスト上昇
米の価格高騰の原因の1つ目は生産コストの上昇です。
円安の長期化、世界的な物価上昇、そして燃料価格の高騰が生産コストを上昇させる原因になっており、未だコストが下がる見通しがありません。
燃料価格の高騰は今年に入ってから右肩上がりで上昇しており、米の価格高騰の他にも多くの影響を与えていますね。
また農機は国内メーカーがほとんどですが、一部海外に依存しており、世界的な物価上昇により農機の価格上昇に影響をもたらしています。
需給バランス
米の価格高騰の原因の2つ目は需給バランス変化です!
コロナ禍が明けてインバウンド需要により、外食産業での米の需要が急増し、それに伴い業務用ルートで大量の米が流通するようになりました。その為、小売店で米の仕入れ制限がかかっているようです。
また一部業者で高値で買い占めが起きており、その結果、小売価格の高騰を招いています。
さらに、近年食文化の変化で、世界的にも米の需要が高まっていることにより、米の価格が安定していないと言えるでしょう。
異常気象
米の価格高騰の原因の3つ目は異常気象です!
近年、記録的な猛暑により米の不作が深刻な問題になっています。
特に2024年は、観測史上最高気温を更新するなど異常なほど暑い夏が続きました。
米を生産する上で適正な気温は25度であり、昼夜の気温の差が大きいほど良いとされていて、それ以上の気温にさらされると1等比率が低下する、すなわち品質の低下が起きます。
品質の低い米が増えたことにより、市場に出回る高品質な米の価格が上昇しています。
このことも米の高騰の要因の一つとなっているようです。
まとめ
以上が私が調べた米の価格高騰の原因です。
多くの人の暮らしに影響を及ぼし、複合的な原因で米の価格高騰が起きています。
政府の備蓄米の放出も始まっていますが、備蓄米の価格は他のメーカーより安くはなっているだけで、全体的な値下げには貢献していないようですね。
今後も米の価格のがどうなるかは不透明なことも多く、注目していくべきだと思います。
私たちに出来ることは、米の買い方を工夫することや、ふるさと納税を活用することで少しでも節約できると思います。
今後の動きに注目しながら、一人一人行動していくことが大切でしょう。