5月12日にパワハラ講習を受ける予定の兵庫県の斎藤元彦知事をめぐる話題について、過去の問題行動や、パワハラ講習を受けていない背景、そして世間の声まで、徹底調査しました!
斎藤知事の過去の問題行動

斎藤知事については、2024年3月に内部告発文書が明るみに出て以来、さまざまな問題行動が指摘されてきました。その中から、特に話題になった3つを簡潔に紹介します。
机を叩いての叱責
第三者委員会の報告書によると、斎藤知事は職員に対して机を叩きながら激しく叱責する場面があったと認定されています。この行為は隣の秘書課まで音が響くほどで、職員に強い威圧感を与えたとされています。
深夜・休日の過度な連絡
知事は深夜や休日にも職員に業務連絡を頻繁に送り、即座に「承知しました」などの返信を求めていたことが問題に。こうした行為が職員のプライベートを圧迫し、パワハラと認定されました。
理不尽な要求
例えば、自身の授賞イベントに記者が来なかったことを理由に、幹部職員に深夜や休日に記者への売り込みを強要。
また、県のキャラクター「はばタン」のうちわに自分の顔写真を入れるよう追加発注するなど、個人的なこだわりが業務に影響を与えたケースも指摘されています。
これらの行動は、2025年3月に第三者委員会が計10件のパワハラを認定したことで、公式に問題視されることになりました。
知事自身もパワハラを認め、謝罪していますが、その後の対応が議論を呼んでいます。
パワハラ講習を受けていない背景
さて、問題行動が認定された後、県の公益通報窓口は2024年12月に斎藤知事を含む幹部向けのパワハラ防止研修の実施を求めました。
しかし、2025年4月時点で、この研修はまだ行われていません。なぜこんなことになっているのか、背景をまとめてみました。
「多忙」を理由にした遅延
斎藤知事は4月16日の記者会見で、「放置しているわけではない」「年度末や議会対応で多忙だった」と釈明。
県人事課が実施時期を調整中だとしていますが、4カ月近く経過しても具体的な進展がない状況です。
優先順位の低さ?
第三者委員会の報告後、知事はパワハラを認めつつも、自身への処分はせず「風通しの良い職場づくりで責任を果たす」と発言。
研修の遅れから、知事がこの問題をどれだけ真剣に受け止めているのか、疑問視する声も出ています。
県の対応の不透明さ
県は研修の実施を約束したものの、具体的なスケジュールや内容が公表されていないため、進捗が不透明。
告発者探しなど県の対応自体が違法とされた経緯もあり、組織全体の改革意欲が問われています。
この遅れは、知事の姿勢だけでなく、県の組織運営にも注目が集まる要因になっています。
世間の声はどうなってる?
最後に、Xでの投稿やニュースコメントを基に、世間の反応をざっくりまとめてみました。パワハラ問題や研修未実施に対する声は、かなり多様で熱い議論が繰り広げられています!
批判的な意見
「パワハラを認めたのに研修すら受けないなんて、反省してるって本当?」「告発者を潰そうとした違法行為もスルーで、知事として無責任すぎる」といった声が目立ちます。
特に、知事が「県の対応は適切だった」と繰り返す姿勢に、失望や怒りを表明する人が多いようです。
また、2025年4月に新卒採用の4割超が辞退したニュースを受け、「パワハラ疑惑の影響で県庁のイメージが最悪」「若い人材が逃げていく」と、組織への信頼低下を心配する意見も。
擁護やニュートラルな意見
一方で、「叱責は職務上の注意で、パワハラとは質が違う」「知事の厳しさは仕事の成果を求めるためでは?」と、知事を擁護する声も一部にあります。
特に、告発内容に不倫疑惑が絡む点について、「告発者の私生活を問題視するのはおかしい」と、議論を複雑化させないよう求める意見も見られました。
諦めや皮肉も
「こんな知事が続けてられるなんて、日本ってほんとすごいよね(笑)」「研修受けないで済むなら、私も上司に言ってみようかな」といった、諦めムードや皮肉交じりのコメントも散見されます。
まとめ:まだまだ注目は続きそう
斎藤知事の問題行動は、パワハラ認定後も研修の遅れや県の対応の不透明さで、議論が収まる気配がありません。
世間の声は批判が大半を占めるものの、擁護や異なる視点もあって、問題の複雑さが伺えます。
僕自身はパワハラが認定された以上、忙しいを理由に講習を受けないことは、この問題を軽視していると思わざるを得ないですね。
そして、いくら結果を求める職業だとしても、周りに威圧感を与えるようじゃうまく仕事が捗るはずもないです。
これから知事がどうやって「風通しの良い職場」を作っていくのか、具体的な行動で見せてほしいところです。