元格闘家でありながらマルチな才能で私たちを驚かせ続ける須藤元気さんの現在と過去の経歴を調べてみました!
「変幻自在のトリックスター」の愛称で知られる彼の人生は、まるで映画のよう。格闘技から政治、音楽、執筆まで、枠にとらわれない活躍ぶりを一緒に振り返ってみましょう!
目次
須藤元気ってどんな人?

1978年3月8日、東京都江東区生まれの須藤元気さん。B型で、どこかミステリアスな魅力を持つ彼は、格闘家としてのキャリアを皮切りに、さまざまな分野で才能を発揮してきました。
彼のモットー「WE ARE ALL ONE(すべてはひとつ)」は、格闘技時代から一貫して掲げてきたメッセージで、多くの人の心を掴んでいます。
高校時代からレスリングに打ち込み、全日本ジュニアオリンピックで優勝、世界ジュニア選手権の日本代表に選ばれるなど、早くから才能を開花させていた須藤さん。
その後、格闘家、俳優、ミュージシャン、政治家、そして書家やソムリエまで!?多岐にわたる肩書きを持つ彼の人生を、過去から現在まで追いかけてみましょう!
過去:格闘技界のスター、「変幻自在のトリックスター」
須藤元気さんの物語は、関東第一高校時代にレスリングと出会ったことから始まります。
1996年、拓殖大学に進学すると、すぐに全日本ジュニアオリンピックで優勝し、世界ジュニア選手権に出場。グレコローマンスタイルのレスリングが、後に彼の格闘技スタイルの基礎となりました。
大学卒業後の1998年、須藤さんは単身アメリカへ。ロサンゼルスのビバリーヒルズ柔術クラブで修行を積み、格闘技の経験を重ねました。
1999年に帰国後、パンクラスを主戦場にプロデビュー。派手な入場パフォーマンスと、プロレス技を織り交ぜたトリッキーな戦い方で一気に注目を集めます。
K-1、UFC、そしてHERO’Sでの輝き
須藤さんが広く知られるようになったのは、K-1 MAXへの参戦から。魔娑斗さんや小比類巻さんといったトップ選手を相手に、バックブローなどの奇抜な技で観客を沸かせました。
総合格闘技ではUFC-J王者に輝き、HERO’Sミドル級トーナメントでは決勝まで進出。
プロ戦績は総合格闘技で22戦16勝5敗、キックボクシングで6戦2勝4敗と、軽量級のスターとして君臨しました。
2006年大晦日の試合後、突然の引退宣言。28歳という若さでの引退は多くのファンを驚かせましたが、これが彼の新たな挑戦の始まりでした。
格闘技引退後:マルチタレントへの転身
格闘技引退後、須藤さんは音楽とダンスの世界へ飛び込みます。2009年、ダンスパフォーマンスユニットWORLD ORDERを結成。
スーツ姿でロボットのような精密なダンスを披露する彼らのパフォーマンスは、国内外で大ヒット!
YouTubeで2億回以上の再生数を誇り、2012年には647人での「最大人数のロボットダンス」でギネス世界記録を達成しました(現在は更新)。
須藤さんはリードボーカル兼プロデューサーとして活躍しましたが、2019年に政治活動に専念するためプロデューサーを引退。
2021年9月には再びWORLD ORDERのミュージックビデオに出演し、ファンを喜ばせました。
執筆活動と自己啓発、その他の活動
須藤さんは作家としても才能を発揮。『幸福論』(2005年)、『やりたい事をすべてやる方法』(2013年)、『減税救国論』(2024年)など、自己啓発や哲学をテーマにした著書はベストセラーに。
また、『須藤元気のいつでも・どこでも「筋トレ」ができる本』(2018年)や『面倒くさがり屋の僕が3ヶ月で英語を話せるようになった唯一無二の方法』(2018年)など、実践的な指南書も人気です。
レスリング指導者として
2008年、母校・拓殖大学のレスリング部監督に就任。2年目で大会4冠を達成し、最優秀監督賞を5度受賞するなど、指導者としても卓越した手腕を発揮しました。
現在は中央大学レスリング部のゼネラルマネージャーや拓殖大学レスリング部のアドバイザーを務めています。
ソムリエ、書家、居酒屋二代目
調理師、利酒師、ソムリエ、書家、ダイブマスター、一級小型船舶操縦士、危険物取扱者…須藤さんの肩書きはまるでコレクション!
実家が経営する居酒屋の二代目や、英会話学校の代表も務めるなど、好奇心の赴くままに挑戦を続けています。
政治家としての須藤元気
2019年、立憲民主党公認で参議院選挙に立候補し、初当選。格闘技を通じて学んだ「憎しみでは相手を倒せない」を胸に、平和外交を訴えました。
しかし、2020年に離党し、無所属に。2024年4月の衆院東京15区補欠選挙に無所属で出馬するも落選。
同年10月の衆院選でも再び東京15区から挑戦しましたが、立憲民主党の酒井菜摘氏に1125票差で惜敗。
それでも須藤さんは諦めません。Xで「日本を皆んなで幸せになれる国に変えていく、その試みは、今日が出発点」と再スタートを宣言。
組織票なしで3万票近くを集めた善戦ぶりから、彼の地元・江東区での支持の強さが伺えます。
現在:47歳、挑戦は続く
2025年4月現在、47歳の須藤元気さんは政治活動を継続しつつ、さまざまなプロジェクトに関わっているようです。
WORLD ORDERの活動も再び活発化しており、2021年のミュージックビデオ出演以降、ファンの期待が高まっています。
プライベートでは、2021年に週刊文春で報じられた「銭湯での動画流出騒動」が話題に。
9,500円で売られていたというこの動画に対し、須藤さんは「裸で試合していた人間なので、何とも思いませんが」と豪快にコメント。さすが、動じないメンタルの持ち主です!
最後に:これからの須藤元気に期待!
格闘技、政治、音楽、執筆…須藤元気さんの挑戦はまだまだ終わりません。政治家としての再起を誓い、表現者としての活動も続ける彼の次の一手が楽しみですね!
今後の活躍を期待しつつ、注目していきたいです!